観天望気(かんてんぼうき)

初耳でした。いきなり、観天望気といわれて「ぽか~ん!?」ってなったけど、文字を扱う職業の身として、これを知らなかったのはやばいかも……。

それって、何?

かんてんぼうき」という音では、まったく検討もつかなかったけど、字面を見て、ちょっと想像がついた。んー、反省。

正解は、自然現象や生物の行動の様子などを観察し、天気の変化を予測すること。雲の形や動き、山にかかった雲の様子、風の吹き方、太陽や月の見え方、動物の特異な行動などなど、その状況から経験的に天気を予測すること。

中には科学的な根拠がないものも多いが、参考になるものも少なくない。

広義の意味では、地域に伝わることわざのようなものも含めて、観天望気というんだとか。

よく聞くものには、こんなものがあります。

・猫が顔を洗うと雨が降る。
・ツバメが低く飛ぶと雨が近い。
・クモが巣を張れば雨が降らない。
・雨のときトンビが飛ぶのは晴れの兆し。
・煙が垂直に立ち上れば晴れ。
・アマガエルが鳴くと雨。
・飛行機雲が長いと雨が降る。
・カマキリが高いところに卵を産んだ年は雪深い。

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