
うちの猫のお腹の皮(皮膚)ってタップタブだなぁって思ったことって、猫を飼ったことがある人なら経験がありますよね?
あれって肥満ではなく、猫はお腹からうしろ足の付け根にかけて、実は皮がタプタプなのが普通で、それには理由があるというのだ。猫種によってはなかったり、少ないなど個体差もあったりするけど、基本は大人になればなるほどタプタプになる。
そして、あのタプタプの部分には、しっかりと名前があった。
それって、何? そんなとこにも名前?
そう、それが「プライモーディアルポーチ」(Primordial Pouch)なのだ。日本語にすると原始的な袋というような意味になるらしい。ちなみにルーズスキンとも呼ばれるなど別名もあるということだけど、つまり名前はあるのだ。
プライモーディアルポーチは肥満ではなく、実は猫のお腹を守るものらしい。猫ってけんかするとき、互いに噛みついたり、猫キックをしたりするけど、そんなときにあのタプタプの余裕ある皮膚が致命傷にならないように内臓等を守ってくれるんだとか。
また、猫って高いところにジャンプをするけど、それも皮膚がパッツンパッツンでは、飛びにくいよね。そんなこともあって、タプタプだという。
しかし、タプタプなのに名前がかっこよすぎるなー。プライモーディアルポーチだもんなー。いちおう、覚えておきますけど。
