裏急後重(りきゅうこうじゅう)

辞書で利休下駄について調べていたら、その次の言葉に「裏急後重(りきゅうこうじゅう)という言葉が載っていた。

で、それって、何? 四字熟語?

字面を見ても想像がつかないし、読み方を知ってもなんのことやらサッパリだ……。お手上げだな、これは。もちろん、初耳の言葉。

早速、意味を調べてみたところ、裏急後重は、頻繁に便意をもよおすのに、便が出ない状態。または下痢で、排便後またすぐに便意をもよおす状態をいうそうだ。むむむ、そんな状態にも名前があるのか。しかも、難しい四字熟語みたいなやつ!!

裏急後重は、他の辞書にも載っていた。これ、軟便気味の人がよく体験する緊急の状態の名前じゃないか!! と思ったら医療用語だった。つまり、症状の名前だ。

裏急後重は、テネスムス、渋り腹ともいうのだとか。大腸の病気の患者さんや、老化や長患いから発症することもあるようだ。つまり、そんな状態になるようなら、病院で一度診てもらったほうがいいね。

余談だけど、自分はお腹が弱く、昔、よくトイレ関係のコラムを書いてた。そんな記事を書くときは(主にログインっていう雑誌のバカチン市国といコーナー)、軟便太郎というペンネームで原稿を書いていたな。今、思い出した。どんな原稿を書いていたかは、思い出そうとしても思い出せない。ここまで(喉元)出かかっているのに思い出せない。

んー、記憶の裏急後重だな、これは……。おあとがよろしいようで。

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