誰かがテレビで、赤いペースト状のものをなめて、「酸っぱーい!! けど美味しい」といっていた。仕事をしながら聞き流していたので、番組名も誰かもわからず、ただ酸っぱーいと美味しいという声だけが聞こえてきた。
ふと、テレビを見れば、それを紹介している農家さんが「これは、ルバーブのジャムです」という。
ん? それって、何?
ルバーブ? 聞き慣れない単語に二度びっくり。
ルバーブは、赤い茎の野菜だった。ロシアやヨーロッパでよく食べられている野菜だと、テレビはいう。
しかも、酸味が強く、ジャムにすると美味しいのだとか。
それにしても初耳だった。が、すでに日本でも長野や北海道あたりで栽培されていて、案外ファンも多いのだとか。見た目は葉野菜なのに不思議だ。
インターネットで調べてみると、確かにみんなルバーブでジャムを作っている。結構な数のレシピが出てくるし、通販でも売っているところをみると、ファンは多そう。
そのほかにどんな食べ方があるのかはわからないけど、この見た目とジャムに加工されるという不思議さは覚えておきたい野菜だと思った。
いつか近所のスーパーでもルバーブが売っている日がくるのかなぁ? そして、いつかジャムを食べる日がくるのかなぁ? 特に今すぐ食べたいというわけじゃないし、あえて探すつもりはないけど、ルバーブよ、縁があったらどこかで逢おう!!
という感じの、初耳の言葉だった。